子育てを始めるまでは、母乳かミルクかでこんなに悩むとは思わなかった。
誰も教えてくれなかった。
母親(両親)学級とかで、もっと出産後の為になる話をしてくれても良いと思う。
赤ちゃんの正しい抱っこの仕方、母乳・ミルク育児それぞれのメリット・デメリットとか教えてくれても良いのに〜。
いま生後4ヶ月になったばかりの娘がいますが、選べるなら私は完全ミルクで育てたい。
そもそも私はミルク育児に抵抗がない。
私はほぼほぼミルクで育ったけれど、身体は健康で大きな病気もない。
予防接種はしないけど、インフルエンザもかからない。
(両親も一度もかかった事ない)
母乳育児は良いことも沢山あるけれど、私にはデメリットのほうが大きく感じている。
私の思う母乳のメリット・デメリット
メリット
・スキンシップ
・母乳を飲む我が子は、この上なく可愛い
・自宅にいるときは、おっぱいを出せばすぐにあげられる
・母乳にはお金がかからない
・泣いている時に授乳すれば100%泣き止む
デメリット
・おっぱいトラブルが恐怖(白斑・つまり・しこり・乳腺炎)
・トラブルが起きると24時間おっぱいの事ばかり考えてしまい赤ちゃんにフォーカスしたいのに出来ない
・母親の私しかおっぱいをあげられないから休めない
特に産後の一番身体が辛くて休みたい時に、24時間休みなく3時間毎の授乳がハードワーク過ぎだった
・赤ちゃんと離れられないので、自分だけの時間はない
・おっぱいトラブルが起こると、母乳マッサージをしてもらうためお金がかかる
生後2ヶ月終わり〜生後3ヶ月までで、17,000円もかかった・・・身を削って母乳育児しているのにミルク代以上にお金がかかる事は、まじでストレス。母乳育児は無料・経済的というのは「スムーズに何のトラブルも起きなかった人」だけ!
・一度トラブルが起きると、繰り返すかもしれないという恐怖を抱える
・やめたい(ミルクで育てたい)と思っても簡単にはやめられない
・2時間を超える外出は、授乳室があるところだけ
・授乳室を探さなければならない
粉ミルクのメリット・デメリット
メリット
・外出先で何処でもあげられる(授乳室の場所を気にしないで済む)
・誰でもミルクをあげられる
・産後身体が辛いときに、旦那にお願いして休める
・おっぱいが張らない
・おっぱいトラブルの心配がない
・授乳しやすい服を着なくても良い
・飲んでいる量が分かる
・食べるものに気を使わなくて良い
デメリット
・ミルクの出費
・ミルクを作る、哺乳瓶消毒の手間
・外出時の荷物が増える
・母乳のように何回でも飲ませて良い訳ではない
トラブルがない事が確約されていれば母乳育児でも良い
母乳育児の恩恵のひとつに「経済的」という事があります。
でも、その恩恵を私は受けられていません・・・。
トラブルがあるときは、私にとっては母乳育児はストレスでした。
ただ自身の身体が元気で順調に授乳できている時は、我が子が一生懸命おっぱいを吸うしぐさや鼻息、温かさ、眠たいのを我慢しながら飲んだり、おっぱいに添える手、安心しきっている様子を間近で眺められるのは本当に至福でした。
おっぱいトラブルに見舞われると、心身ともに(経済的にも)余裕がなくなります。
そうなると我が子への愛情どころではなく、追い詰められます。
「母乳が出ない人からしたら幸せな悩み」とか云っちゃう人もいますが、それは話の土俵が全然違うし本当に悩んでいる人からすると、まぢで黙ってろって感じだ。
うつ病の人に貴方は躁うつ病じゃないからマシ。とか言ってる感じ。
辛さは環境や個人差が大きく関係するから他人に全ては分からない。
私は選べるなら完全ミルク育児を選びたい。
もしくは、トラブルがまったくないなら母乳育児でも可。
お母さんは笑顔でニコニコしている方が家庭が上手くいくに決まっている。
育児に疲れているのに、更にトラブルを抱えていると余裕がなくて笑えないし、旦那にも赤ちゃんにも優しくしたい・時間をかけたいのに出来なかったりする。
ミルク育児で、泣いている赤ちゃんをミルクを用意している間、待たせるのが辛いから母乳は良いよね。と言われたことがありますが、母乳育児だって場合によっては待たせます。
朝方おっぱいがぱんぱんに張っていると、乳首周辺を柔らかくするために乳首マッサージ・乳を少し絞る必要があって、泣いていても待たせなくてはいけません。
(これをサボると赤ちゃんが上手く飲めなくて、ひっぱり飲み・つぶし飲みしたりしておっぱいトラブル(白斑・乳口炎)に繋がる)
ミルクは事前準備しておけば、お湯を注いで粉ミルクが溶けたら冷まし湯を注げば完成する。場合によっては、おっぱいよりも早くあげられて、私にはあっている。
育児はやってみないと分からない事ばかり。
他人の経験談が役に立つこともあるし、役に立たないことも多い。
医師・助産師・看護師・保健師さんなどの専門家でも人によって言うことが全然違くて戸惑うことも多い。←混乱するから、せめて病院・クリニック単位だけでも統一して欲しい。
正解が何かは分からない。
妊娠・出産が人それぞれ全く違うように、育児も人それぞれ全然ちがう。
赤ちゃんという短い期間に自分のトラブルで、余裕もなくなって笑顔で向き合えないくらいなら、私にはミルク育児が正解でした。
といっても出過ぎる乳を持つ私は、泣く泣く完母を強いられています。
せめて母乳・ミルク混合にしようと助産師さんのアドバイスを元に一日一回だけミルクにしたりしましたが、結果詰まりました。
いま4ヶ月ですが、離乳食が始まるのがこわい。
娘が飲まなくなったら、詰まる予感しかない。
KAKO
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